AIRMAN 北越工業株式会社

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トップメッセージ

株主の皆様には平素より格別のご支援を賜り、
大変ありがたく厚く御礼申し上げます。

代表取締役社長 寺尾正義

第89期(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の業績は、おかげさまで過去最高の売上高を達成することができました。これもひとえに株主の皆様のご支援の賜物と、心から感謝申し上げます。

今後もなお一層のご愛顧とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長寺尾正義

海外事業の低迷を国内の業績でカバー

第89期の経営環境は、国内では堅調な企業業績による雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移していましたが、輸出の減速や人手不足などのマイナス要因もあり先行きは不透明な状況にありました。
このような環境下で、上期については首都再開発やインバウンド需要を背景とした建築工事の増加を受け、建設用のコンプレッサや高所作業車の需要が伸長しました。また下期については度重なる自然災害の発生による防災意識の高まりが発電機の販売につながりました。
一方海外では、長引く米中貿易摩擦による中国経済の減速が顕在化し、新型コロナウイルスの感染拡大による全世界の経済に及ぼす影響が懸念されました。当社においても原油価格の低迷などが要因となり、厳しい数字となりました。
結果としては海外の業績の落ち込みを国内でカバーした一年であったと思います。

新市場の開拓と設備投資を続けさらなるステップアップを目指す

2019年度については特に産業機械事業への取り組み強化が挙げられます。産業機械事業では、主にモータコンプレッサや非常用発電機などを製造していますが、その中でも食品・医薬品・電子部品など、特にクリーンな空気を要求される工場に向けた屋外用オイルフリーコンプレッサなど、環境負荷軽減に配慮した新製品や新サービスの投入による市場開拓に注力しました。
また、新たに農業用高所作業車の分野にも進出しました。これはトマトなどの作物を効率的に収穫するために開発されたもので、農業の担い手不足や高齢化が問題になる中、これを解消するために役立つ製品だと確信しています。
一方当社がさらにステップアップするための投資として、福利厚生と生産体制の整備を積極的に進めてまいりました。2019年3月に建設した温かい食事が提供できる食堂などを完備した厚生棟に続き、11月には大阪支店(大阪府摂津市)を新築、さらに12月には本社敷地内に、高所作業車の新工場を建設しました。この新工場は耐久性に優れたカチオン電着塗装の設備を備えており、国内の需要ピークへの対応やアジアをはじめとした海外市場にも販売を伸ばすための中核と期待しています。

世界中のお客様のために当社グループの力を結集させる

当社も2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により、大きな影響を受けることとなりました。2020年度についても今後の情勢が不透明なため、残念ながら明確なことは申し上げることができませんが、情報把握に全力を挙げ、必要な対策を講じてまいります。
しかしながら、景気がどうなろうとも私たちの製品を必要としてくれる世界中のお客様に、タイムリーに製品をお届けできるよう全力を尽くす所存です。
まずは2021年7月に延期された東京オリンピック・パラリンピックを目標に、改めて体制を整え、私たちエアマングループ国内子会社3社、海外子会社及び関連会社4社の力を結集して、この難局を乗り切ってまいります。
株主の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。